パイレーツ、電波少年 ではなく —プアマンズポジ—

進め! と思っていますのは空冷フォルクスワーゲンです。 

 

                                                                                                                    上空からカーブを曲がっていますワーゲンを想像してみてください。 右のタイヤと左のタイヤの走っている距離が違います。とゆー事は 左右のタイヤのスピードが違うのです。 その動きをスムーズにするのがデフです。直進状態では左右配分が50:50 カーブでは状況に応じて 60:40 だったり 70:30になったり。

 ところがその仕組みだと 100:0にもなってしまうのです。 滑りやすい路面で片方のタイヤだけが空転して・・ 後ろの2輪駆動が・・・路面が滑る方の1輪しか回らない・・・進めない。そこで 通常はLSDとゆー素敵な機能の部品を組み込みたいのですが、空冷VW用のLSDは高価で LSD入り 国産中古スポーツカーが買えちゃうくらい。そこで  若干インチキくさいですが このシムの入れさ加減でギアの動きを悪くしてLSD効果を期待してみるプアマンズポジを試してみました。 
これがさ、案外進むのね。 元々FRよりは重量配分で雪に強い空冷VWですが、最近の4WDの普及により、あまり威張れなくなってきて 雪のない地方だとスポーツ走行やる人にしかあまり縁の無い改造ですが、雪国ではみんなが脱出や加速に大いに関係ありますから。