札幌の空冷VWショップ Merry Makerr（メリーメーカー）

今回はメリーメーカーに新たに仲間入りした　レンタカーである　１９７８inｊと共に。雨からのスタートです。

スカイツリー！　

富士山!!!!!　初めて見ました （テンション変になりました）

広々とした会場で　あちらこちらでキャンプとお店、音楽、飲める方はお酒も、自由な感じののびのびとした印象でした。そこにVW達が並んでいたり、お店側やキャンプ側にも散らばって。

今年はほとんどのイベントが中止になってしまった中　VW仲間達にも会えなくて寂しくなっていましたが、たくさんご挨拶出来て、ほっとした日でした。

今回は茨城上陸からの　静岡でのイベント参加後の　名古屋からフェリーでした。少し時間が出来たので　昨年のVWジャンボリー（日本最大のVWイベント）で１番の賞を取った方のお店をアポ無し訪問。突然にも関わらず良くして頂き楽しい時間でたくさんお邪魔してしまいました。 olioli fantajia ハワイ大好きな方は是非。又、トゥクトゥクに興味がある方は　NEWS　共に　小牧市弥生町６　です。

メリーメーカーでメンテナンスさせて頂いているT1乗りのお客様がハワイの絵、立体造形のアーティストでして、It's Small　Worlｄ　ですね。

　せっかくなので　

分解、洗浄から新しい部品に交換するのですが、上下２個入るキングピンブッシュを　真っ直ぐにそして適度なクリアランスで　切削しなくてはなりません。

メリーメーカーでは　洗浄した際に古い塗装が剥がれてしまった時等はシャシーブラック（下回りの簡易塗料）を塗装しています。　ちなみに　マスターシリンダー、ホイルシリンダー、ステアリングギアボックス、マフラー（場合によりますが）は未塗装です。

上記の部品は外からの錆で使用出来なくなる可能性が低いからです。　

とは言え　表面が錆びるのは気分が悪いと言われたら…僕も思います。

僕の基準で　塗装しない工賃で進めた方が金額と時間、当然、性能のバランスが良いと思っていましたが、こだわりたい方は遠慮無く伝えて下さい。別途費用は掛かりますが　ウレタン、粉体塗装、対応出来ます。　

キャブレターのＶＷの場合はエンジンの調子が悪いです　のシチュエーションで　キャブレターかな？　の時　メリーメーカーにはテスト用の　solex２８　30/31 　34 と̚カドロン、weber 40 44IDF 48IDAが御座いますので、シングルなら10分程度でテスト可能です。しかし構造が複雑なインジェクションの場合には部品点数の多さ、僕の頭のレベルにより　いたずらにテストに時間がかかります。（現代の自動車の様にＰＣでの診断機能はありません）

でも　僕はこの西ドイツ製インジェクションが嫌いではありません。古い年式から順に乗ります　どんどん進化します　安全性、静粛性、加速etc  おそらく当時　古い年式から（真っ当に）乗り換えてきたオーナー様はこの乗り換えの時に感動してます。

特に加速の感じはキャブレターとは違います。

キャブレター式に交換する事は容易です。作業時間、お見積もりも難しく無いです。ご相談の上　調子の良いインジェクションの経験がある方にはツインキャブをお勧めします。何故ならばインジェクション→キャブレターにすると遅くなるからです。　インジェクションの経験が無い方（例えば不動の状態で持ってる等）には予算とのバランスでシングルキャブレターでも走行自体は問題ありません。

インジェクションのままの修理をご希望の方には時間と予算のお見積もりは出来ないですが　修理可能です。ここには数台分のインジェクションパーツが御座いますのでとっかえひっかえテストします。　

キャブレター、インジェクション共に中古部品は御座いますが　　メリーメーカーのお客様のテスト用ですので部品単体での販売は致しません。

残念ながら　最近の部品事情は　ポイント、コンデンサーの信頼性が低いです。　お客様の目の前で　ポイント交換後にエンジンがかからなくなる　何度かありました、照れます。

で、最近はポイントレスKITをお勧めしているのですが、インジェクション用が販売していない為　作ってみました。

長文になってしまいましたが、インジェクションのままの修理やキャブレターに交換してしまう事もどちらも可能ですので、そんなに嫌わなくても良いかと。

コピペ↓

ストックキャブレター用のフューエルフィッティングで、タップ加工によってキャブレター本体に固定できるリペア用フィッティングを新たにラインナップ致しました。

オリジナルのSOLEXストックキャブレターは、フューエルフィッティングがキャブレター本体に圧入されているため、長年の使用によってその隙間からガソリンが滲み出てしまったり、最悪の場合抜け落ちてしまう事もございます。

万が一のトラブルを未然に防ぐためにも、フューエルフィッティング周りに滲みが見られる場合やオーバーホールの際には、こちらのリペアフィッティングを使用して、ガソリン周りの安全性・耐久性を高めて下さい。

と、おきてしまった際の　今、僕が思う最善策がこの消火器です。非常に目を背けたい事案ですが　事実です。

怖いものが見たい方は　動画サイトaircooled vw fire や　ワーゲン　車両火災　で　検索してみてください。

コピペです　↓

このBLAZECUT オートマチックファイヤーサプレッションシステムは、チューブの内部に消火剤が注入されており、120℃に達すると自動的にチューブが解けて消火剤が噴出され、エンジンルームの消火を行います。

キャブレターやフューエルライン等、火元の原因となり得る箇所の上に設置するのが効果的で、TYPE-1、TYPE-3、K.GHIA、PORSCHE 356のリアデッキリッドエンジンリッドの裏側やTYPE-2のエンジンルーム上部のパネルに付属のタイラップまたは別途クランプ等をご用意して取り付けて下さい。

ヨーロッパでは空冷VWを始め多くの自動車にBLAZECUTオートマチックファイヤーサプレッションシステムは装着され、車両火災を防ぐのに役に立っています。いざという時の為に取り付けておく事をおすすめします。

メリーメーカーでは　フューエルフィッティング(1800円　加工費用別）

消火器（30000円、36000円　取付費用別）　共に在庫しています。

又　その先は　良い自動車保険に加入する事も大切かと思います。

うちで買えとは言いませんが、VW達の不幸は見たくありません。